ベンリアック 1978 モスカテル
しっかりと素敵な空間つくってまいります。ウイスキーやワイン等想定で二階にもかなりの本数を置くので耐震性の問題等で色々な部分の補強も含め少し時間がかかります。今回の改装で8割仕上げ、残り2割をG.W期間に仕上げていく事となりました。もちろん2月の改装で二階は使用できますので今後新しい顔のノンピートをお楽しみ下さい。
モスカテルといえばポルトガルの酒精強化のワインですが、3年前ぐらいのNikkaの余市&宮城峡のモスカテルで覚えていらっしゃる方も多いかと思います。
ベンリアックも記憶にある中では、モスカテルはビリーウォーカー時代に結構何本か出していた記憶がありますが、今回のベンリアック1978、35年熟成のウイスキーはとても素晴らしいウイスキーです。
モスカテル特有のはっきりとした甘みのある香りでブランデー漬けのレーズンや、リコリス、林檎のコンポートや結構重たい感じの果物感ですが、何よりも!奥に潜んでいる南国的なニュアンスの香りと味わいが密やかに出てきます。
マンゴーやパイン等なんともいえないトロピカルフルーツ感が潜んでいる感がベンリアック長熟の楽しみです。
勝手な造語で申し訳ないですが往年のピーチリアックではないですが、少々お高いですが、ハーフでも結構ですが、じっくり寒い時期に1杯飲んでいただきたいです。
久しぶりにベンリアックの奥深さ感じて痺れてます。
ベンリアックのシングルカスクはノンピート開店時にかなり開封してスタートしたのですが、ホグスヘッドの70年代とかは一切尽きてしまい限りはありますが、ウッドフィニッシュ系のはまだ今後も少しづつ定期的には提供できます。
そろそろ出番のピーテッドのベンリアック。
熟成でピートがどれだけこなれてきているかも含めて楽しみな1本です。
きっと奥に潜む柔らかい焚火のような味わいが出ているんじゃないか?と。
抜栓しないとわかりませんね〜
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